2014年1月27日月曜日

バンコクでメニューが多い日本食レストランはどこ?

タイ、それもバンコクは東南アジア屈指の「日本食」集合地域といっても過言ではありません。しかもリーズナブル(シンガポールに比べて)で、味もおいしい。東南アジアで日本食を食べたければバンコクに行くしかないとバングラデッシュに転勤していった知人が言っているほど、バンコクの日本食社会はレベルが高いのです。

しかし、日本食レストランが増えたことで1つだけ良くも悪くも変化が訪れていることもまた事実です。その変化とは「カテゴライズ」です。

日本食レストランが少ない国では日本食レストランは広く浅く日本食をカバーしています。かつてのバンコクもそんな感じでした。しかし日本食ブームや日本人の増加を背景に、日本食レストランの専門化、つまりカテゴリーわけがなされてきています。

例えば寿司屋だったらお寿司だけ、ラーメン屋だったらラーメンだけみたいな感じです。当店の売りはこれだからこれ食ってけ!的なお店が増えたなというのが現状です。

でもそれは日本人からしてみたら嬉しいことなんですね。日本でしか食べられなかったような専門店がタイに出てきてくれて味を楽しめる・・・それもまた楽しみなのです。

しかし、そのようなお店はだいたいがメニューが少ないのです。専門店だからあたりまえなのですが。そうなるとこう・・・色々なメニューを持つお店が恋しくなるわけですよね。時折。色々なメニューから色々とつまんで楽しむ・・・みたいな。

限られたメニューの専門店を楽しみつつ、いろんなものを頼んでバラエティに富んだ料理を楽しむ。そんな生活が快適な日本食ライフかなと思います。

私は各シチュエーションにあわせたお店を常に2,3店舗確保していますが、今日は私の中でバンコクでTOP2だと思われるメニュー量を誇るレストランを紹介します。ここは席数も多いので、突然の対応にも対応し切れる収容力もありがたいのです。突然の対応が必要となるときのために、携帯に必ず電話番号をインプットしておきたいお店です。


1、庵寺(AJI)
  エカマイ通りのビッグCの4階にある日本食レストラン。メニューが豊富なのと
  素材が新鮮なので本当においしい。接待でも使えるクラスのグレードなのがありがたい。
  豊富な鍋料理が、料理の軸となるので精神的にチャカチャカしない安定した会食ができる。


2、寅次郎
  知らない人はいないバンコクのチェーン店系日本食レストラン。
  チェーン店とはいえど、品ぞろえはバンコクでダントツ、そのうえ味もなかなかいける。
  行って楽しいお店。



私は庵寺にはいつもお世話になっています。椅子の個室、掘りごたつ式の個室など、色々あっておもしろいんですよね。(店員を知ってるわけではないのですが)


Face Book Pageも作りました。
イイネ!を押して頂くだけで、新着投稿があり次第、皆さんのFacebookのタイムラインに流れるようにしています。



2014年1月20日月曜日

政情不安。そんな時のために何を準備しておこう?

毎年のように何かが起きるタイ。
今年はどうやら政情不安の年のようです。

そんな時にどのような準備をすればいいのでしょうか。もちろん、日本に一時帰国するのが最も安全なのは間違いないのですが、そうもいかない方も多いでしょう。そんな時のための備えが日ごろから必要になります。今回はクーデター以降、毎年色々と経験してきた私がやってきた事について紹介します。

まず、洪水でも政情不安でもいきなり供給不足に陥るものがあります。
それは「水」です。

水道水が飲みにくい(煮沸すればOKという場所もあるのですが)という背景のタイは飲み水を市販の水に依存しています。ほとんどの日本人は水を購入しています。

しかしそんな環境にあるにもかかわらず、タイの飲料水マーケットは「国家を揺るがす問題」に対して耐久性がなく、供給不足に簡単に陥ります。

例えば2011年の洪水時、飲料水メーカーが洪水に飲み込まれたことで飲料水の供給量が一気に落ち、バンコクが水不足に陥りました。この時は本当に水が買えませんでした。ファンタのような飲みたくもないジュースだけが棚に残っていてがっくりきたのを今でも覚えています。

そこで我が家には大きなペットボトル12本(2パック)を緊急用で保管しています。毎月月末に飲み干してまた新たに購入して鮮度を保っています。政情不安や洪水などの国家危機にかかわる事件が始まりそうだと思ったらその倍近くを確保しておいても良いでしょう。

外出して買えるから!と甘く見るとなんやかんやで問題に巻き込まれるケースもあります。今回のようにアソークといった日本人が住む場所でデモをされると、外出できたとしても危ないというケースもあります。不要な外出を避けるというのは駐在家庭の場合は駐在員の義務でもあります。駐在中に何か不注意からの問題を起こすと旦那様の出世にも影響します。水12本でそんなリスクを作らないということを考えると家を守る人の最低限の責務としてぜひ取り組んでみてください。

次はお米です。
コメ不足で店頭に日本米がないという事件が昨年はありました。
天候によって不作になることもある自然の恵みなのでこれは予想がしにくいのですが、やはり日本人は日本米、フジスーパーや以前当ブログで紹介したサイトウフーズなどから的確に調達ができるようにしておいてください。バンコクでの生活は日本人が多いことで何かと便利ですが、裏を返せば日本人が多すぎて何か問題が発生した時に日本人が多くて競合しすぎて不便でもあるのです。快適に過ごすのであれば調達先を増やすことが大命題なのです。

サイトウフーズ
http://thailifestylemagazine.blogspot.com/2013/08/blog-post_13.html


そしてトイレットペーパーですね。

オイルショックじゃあるまいに・・・と思う方もいるかと思いますが、意外とトイレットペーパーも供給力が弱いのです。洪水の場合は工場がやられるケース、政情不安の場合はワーカーさんがストライキを実施してラインが止まるケースなど本当にリスクを抱えています。(工場系とよばれる全ての企業に共通するリスクでもあるのですが)

しかしトイレットペーパーの場合は代替品ではなく、代替技術があります。それが当ブログで度々紹介してきたシャワートイレです。いわゆる日本でも有名なウォシュレットのようなものです。これらの製品を使うことでトイレットペーパーの使用量が激減しますので、トイレットペーパーの供給がタイトな時期には心強い製品です。

Jシャワレー(アイシン・アジア・タイランド社)
http://aisin-asia-thailand.com/index.php


あとの食料ですが、オンヌット地区以南のスーパーや市場で野菜関係は入手できますので肉食や魚食がタイトになっても健康的な食事は維持できます。市場やスーパーの位置だけは日ごろからマークしておくのが良いでしょうね。

つまり

水、米、トイレットペーパー!

・・・が最優先で、あとは性別に依存する、年齢に依存する製品需要が続くものと思われます。


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