2013年12月5日木曜日

タイで高熱が出た。その時にバファリンは飲まないほうがいい。

タイは日本の気候と違って年中暑い国なので、日本から来た1年目などは本当に体調を崩すケースが多いと思います。日本から常備薬を持ってくる人も多いと思いますが・・・


バファリンはちょっと待って!

・・・です。

バファリンという薬そのものは日本では良い薬だと思いますが、実はこのアスピリン系の解熱剤は、東南アジアではとんでもない事態を巻きおこす可能性があるのです。

皆さんも1度は聞いたことがあるでしょう「デング熱」という病気。蚊を媒体として伝染する高熱病です。このデング熱は高熱だけでなく血小板などを減少させてしまうなど、傷を負ったら血が止まりにくくなる症状を併発させ、なかなかやっかいな病気なのです。

そしてこのバファリン。アスピリン系の薬は、血小板を抑えたり血をサラサラにする効果があります。

つまり、デング熱でただでさえ血小板が少なく血がサラサラになっている状態に、バファリンでそれを増長させるとどうなるか・・・出血熱にもいく可能性が大という事なのです。

では高熱になったときに最も無難な解熱剤はなにか?どうやって手に入れるのか?


パラセタモール


そう薬局の店頭で告げてください。
伝わらなかったら「パラセタモー(ル)」とルは発音しないで心の中で発音する感じです。それで伝わります。

私達日本人が行くような私立病院でも基本的に解熱剤はパラセタモールという非アスピリン系の解熱剤が出てきます。イメージといては非アスピリン系のバファリンみたいなイメージですね。

ま、高熱が出たらすぐに病院にいくのが1番ですが、ちょっと熱が出てきたな・・・という時点で飲む薬というのがありますよね。安全策をとるのであれば、そこからパラセタモールです。

1番良いのは、タイではバファリンを持たない。

これに尽きます!
勿論、東南アジア全域にいえることなので、東南アジアではパラセタモールが1番無難です。


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